隼風之神社参拝記 番外篇:寺社参拝



最福寺(さいふくじ)





                所在地    鹿児島市平川町4850−1 


                宗 派     真言宗


                H  P    




 鹿児島市平川町にある「大弁財天」で有名な
『最福寺』です。真言宗のお寺でして毎日のよう
に「護摩行」が行われています。 大仏殿での護摩
は見ているだけでも心が洗われるようです。真言
宗のお寺らしく、仏像の多さにびっくり、大仏殿
内で「七福神めぐり」ができるようになっていま
す。見るだけでも楽しい。地元の信者さんも多
く、スポーツ選手、歌手などや地元有力者の方々
の信仰も厚い。烏帽子岳の頂上に建つ大仏殿で
す。屋上から鹿児島市が一望できます。


 ご本尊不動明王のお堂にてまずは献灯焼香しま
した。修験真言宗の基本、 護摩行を行います。モ
ウモウトと上がる煙がお寺らしいです。


 弘法大師の御廟です。こちらのご住職などが瞑
想なさる神聖なスペースです。こちらも、行が出
来るように護摩壇があります





七福神巡り(しちふくじんめぐり)



大仏殿内の名物「七福神巡り」です。そのほか大仏様の周囲に数多くの仏像があり。


恵比寿尊

(えびすそん)
大黒天

(だいこくてん)
毘沙門天

(びしゃもんてん)

大弁財天

(だいべんざいてん)

布袋尊

(ほていそん)
福禄寿

(ふくろくじゅ)
吉祥天

(きっしょうてん)




 世界一の弁財天。弁財天座像高さ18.5メートル
重さ15トン。ミュージアムモードで撮ったもの
はなぜかすべて手ブレになっていました。普通は
保存時に「手ブレ警告」でるんですが。だいぶ暗
くて申し訳ございません 。


 弁財天御真言

 「おんそらそば ていえい そわか」



 大仏殿の護摩壇です。こちらで連日過酷な護摩
行が行われます。


 以下のHPから護摩行のバーチャル体験出来ま
す。

ネット護摩行



 この最福寺の創建の歴史は比較的浅いようだ。しかし、その起源は実に室町時代にまでさかのぼり、代々修験道・真言密教の正系を受け継いできた。戦国の薩摩の武士が山伏・行者を集めて呪詛合戦をしたのがその起源だといわれている。山伏は元来、山に籠もり難行苦行を積み、祈祷の術を磨いていたので寺院を持つことはなかったはずだが、その系統を薩摩修験道十八代「池口恵観大阿闍梨」がこの最福寺を創建し、法主と「薩摩修験道」の安住の地を確保した。その霊験まことにあらたかである。