隼風之神社参拝記 番外篇:寺社参拝





十二神将(じゅうにしんしょう)



 四天王門を越えると正面に「十二神将」の宝塔がある。



十二神将(じゅうにしんしょう)は、仏教の信仰・造像の対象であ
る天部の神々で、また護法善神である。十二夜叉大将十二神明
(じゅうに・やしゃたいしょう、しんみょうおう)ともいい、薬
師如来および薬師経を信仰する者を守護するとされる12の武神であ
る。

 十二神将は、薬師如来の12の大願に応じて、それぞれが昼夜の12
の時、12の月、または12の方角を守るという。そのため十二支が配
当される。また、十二神将にはそれぞれ本地(化身前の本来の姿)
の仏・菩薩・明王などがある。

各神将がそれぞれ7千、総計8万4千の眷属夜叉を率いるという。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 もともとのご本尊である「薬師如来」信仰の守護神である。

 

 この宝仏塔は京王電鉄グループからの奉納です。






御本堂(ごほんどう)




 いよいよ、御本堂へ!!


 境内案内図のように薬王院の社域は広大で様々な御神仏を御
祀りした御堂や御社があります。


 高尾山は神仏習合のお寺らしく御本堂(仏式)と朱の鳥居のある
御社(神式)があります。

 

 まずは仏式の御本堂をご覧ください。



 こちらがその御本堂です。「飯縄大権現」の扁額が掛けられています。

賽銭箱の御門は天狗紋。全体的に金を基調とした配色で、きらびやかです。

 拝殿左上には山岳信仰の象徴でもある天狗様の大きな面が据えられています

 (こちらの天狗様は鼻が長くなくいわゆる「大天狗」ではなく「烏天狗」
(からすてんぐ=しょうてんぐ?)のようです。


 この日はたくさんの参拝者で大変な賑わいでした。地元の方の信仰の篤さを
感じます。


 御本堂中には護摩壇があり、早朝から1日数回の護摩行が行われます。

御本堂参拝時にちょうど護摩行の時間のようで山内僧侶職衆が御本堂へと向か
われてました。(下右写真)